EA作成のチェックポイント

EAを作成するためには以下のことについて注意する必要があります。

・スプレッドの影響
FXには以下の2つの価格があります。
BID 売る価格 ASK 買う価格
この2つの価格差をスプレッドといい、取引ごとにこれが手数料としてかかります。
取引回数が多い、エントリーから決済まで小さい値幅のシステムの場合、
スプレッドの影響が大きいため考慮する必要があります。
また、損失が出るシステムを売り買いを逆にした場合でも、スプレッドの分有利でないと利益は出ないことになります。

また指標発表時や急変動時には通常より大きなスプレッドになります。
これは約定価格が不利になることを意味します。

・急変動によるスリッページ
価格は0.1pips毎に変化するのではなく、飛び飛びに変化します。
従って、逆指値注文でも想定より不利な価格で約定することもあります。
成り行き注文でも同様です。
また、指標発表など変動が大きい時は価格変動が大きいため約定価格がずれる可能性が高いです。

・ギャップ
FX市場は24時間ですが、週末、クリスマスや年末年始には一度クローズします。
週末のクローズ時点での価格と週初の価格が大きくずれることが結構あります。(これをギャップ or 窓を開くといいます)
週初に価格が大きくずれとき、損切の逆指値価格を超えていれば、想定以上の損失で損切が実行されます。また含み損も想定以上となります。

ギャップと急変動

・ルールにあいまいな点があってはいけない。
人間のばあい「この指標が『だいだい』15ぐらいだったら買う」などあいまいな表現でも理解して実行することができますが、
コンピュータはあいまいな表現が理解できません。はっきり「15以上」「終値以上」と具体的な数値か比較対象を示してやる必要があります。

・価格が変動するたびに判断するかローソク足の終値で判断!?
あとからチャートを見るのと、リアルタイムで見るのを比べればわかりますが、指標は価格の動きに合わせて上下して動きます。そして一般的にローソク足の終値の確定で動くのをやめます。動くのをやめた時点の指標の値があとからチャートを見た時の指標の値になります。これを忘れてあとからチャートを見たのにあわせてシステムのロジックを考えると「指標が○○以下になっていたのに買いサインになっている!」と困ったことになります。(実際には終値までに指標が○○以下になっています)

・30回できれば100回「漏れ無く」仮想トレードしてみる
利益の出るルールだと思えても回数を重ねれば負けることがあります。
少なくとも30回(できれば100回)くらいの仮想トレードで本当に成績の出るルールであるか確認しましょう。
注意点としては100回で勝っていてもそれでも勝てるとの保証はないこと。
仮想トレード時に無意識で負ける局面を飛ばして行わないことです。